「恥ずかしがっとるわりにはここ、えらいぐちょぐちょに濡れとるやん。
濡れて光って男欲しがりヒクヒクしとる。ルキアちゃんはやらしーな。」
「嘘!そんなの嘘だ!莫迦もの!変態!ギン兄の嘘吐きっ!!!」
「随分な物言いやね。ええよ。
そこまで言うなら、僕が嘘吐きかルキアちゃんが嘘吐きか、ここでハッキリさせたろか?」
羞恥に顔を覆っていながら、それでも口では強気なルキアの秘所からは、ギンが見ている間にとろりと蜜が垂れ流れてゆき、
これを掬い舐めようと、ギンは自慢の長い舌を伸ばし静かに顔を埋める。
「はうぅっ!?」
『 隣のおにいさん ・ 3 』
秘所を舐められる初めての感覚に、ルキアは覆っていた手を外し慌てて下肢を見下ろす。
すると信じられないことに、ギンが自分の股の間に顔を埋め、蜜壷の奥へと舌を深く侵入させてくるではないか。
まともに触れたことすらない部分を舌先でこじあけられ、その感触からもたらされる全身が痺れる強烈な官能に逆らえず、ルキアはひどく狼狽した。
「いあぁ!?やぁっ!ギン兄!なにをして・・・あっ・・あぁっ・・・!」
「どうや?ここ、舐められると気持ちええやろ?」
少し触れられただけで反応する花襞を丁寧に舐め上げられる未体験の快楽に、
取り乱しながらも興奮を覚え、ルキアは一際高い嬌声に背を仰け反らせ顎が上がる。
じゅる!じゅずずず・・!
「やぁ・・・っだぁ・・・やだ!ギン兄ぃ、そ、そんな所舐めては汚い・・・ふっ、くっ・・はあぁんっ!」
「ルキアちゃんのここ、舐めても舐めてもエッチなお汁が溢れて止まらんよ。そない気持ちよう感じてくれると僕も嬉しいなぁ。」
わざとらしくぴちゃぴちゃと音を響かせ襞を舐めあげたり、どこまで中に入りこめるか舌を伸ばしてみたりと、
ギンはルキアの反応を楽しみつつ様々な動きを試していた。
当然どんな小さな動きにもルキアは敏感に反応を示した腰が跳ね、ギンの欲望を際限なく膨張させていく。
それでも流されまいとルキアは必死に唇を噛み耐えようとした。
「た・・た、たわけめ!なにが嬉しいだ!この変態!」
「こんなんなってもまだそんな口がきけるん?さすがはルキアちゃん。根性あるなぁ。」
あまりにも悪ふざけの過ぎるギンに対し、気力を振り絞ったルキアは力の入らぬ両手でギンの頭を押し返しながら怒鳴ってみるがビクともせず、
一方ギンはにやにやと邪な笑みをたたえ、更にルキアを追い詰めようと一番長い中指を蜜壷の奥へとゆっくりと挿し込んでいく。
つぷっ。にちゃ、にゅぷぷぷっ・・・・・
「痛っ!?なに?挿って・・・!やっ!痛いっ・・・!」
十分に濡れ解してきたとはいえ、まだ完全に花開いておらぬ未開通の柔肉を割り入ってくる異物に、痛みに顔をしかめルキアは動きを止めた。
「痛い?まだ指一本やのに、えらい締め付けてくるし、キツうて狭くて大変そうやなぁ。」
「あぁん!やだ!痛くて変だ!抜いて!指を抜いてくれギン兄!!」
「指一本でこの騒ぎやったら、よぅ慣らしておかんとこの後もっと痛いやろ?も少し我慢しといて。な?」
「そ、そんな!・・・あぁっ!」
長い指を根元まで受け入れ、ルキアのそこは指が出し入れされる度、ぴりぴりとした擦れに痛みを感じる。
その痛みを紛らわしてあげようと、指でそこをかき混ぜながら、ギンは秘所へと舌を伸ばし、最も官能に鋭敏な隠れた蕾にちろりと触れた。
「うあぁっ!?」
瞬間、そこに電気が走ったような感覚に大いに震え叫び、ルキアは痛みに耐え固く閉じていた瞳をカッと見開く。
器用に動くギンの舌先は優しく蕾をこねくり回し、それから蕾を覆い隠す包皮を丁寧に剥き出すと、甘いキスをするように軽く吸い付いた。その途端、
「ひぃやあああぁっ!?」
最初の電気など比べ物にはならぬ程の大きな快楽が、剥かれた蕾から火花を散らし弾け飛ぶような衝撃がルキアを襲う。
まだ挿入された指に痛みは感じたが、新たな欲望を知り馴染みはじめた体は正直に大量の蜜を溢れさせ、
強烈な快楽の波に飲み込まれビクビクと震えが止まらず、無意識のうちに腰が浮き誘うようにくねる動きを見せた。
「あっ!あっ!ひぃあぁっ!!」
「・・・まだ、痛いだけなん?」
「な、なに、か・・・変、だ。体中熱くて・・奥が、痺れ・・て・・・」
存分に指や舌でほじくられ、声が嗄れるまで喘ぎ疲れたルキアは、朦朧とし素直にギンの問いかけにも答えはじめる。
「だいぶほぐれたみたいやし、そろそろええよね?」
「ひ・・・っ!」
そんなルキアの様子に頃合よしとみたギンは、滾る欲望で既にいっぱいに膨張した大きな杭を取り出し、
溢れる蜜に濡れ痙攣したようにヒクつく花園の中心地に、ぐっと亀頭を押し付けた。
「そないに恐がらんと。もっと体から力抜いて、僕にまかしとき。」
「やっ、やだぁ。恐い・・・恐いよ。ギン兄・・・やめて・・・・・」
「恐いことなんかなんもない。僕こと信じて任せといて。」
「い、やぁ・・・っ!」
いよいよ処女喪失の瞬間を感じ取り、本能的な恐れにルキアは身を捩るが、ギンに腰をしっかりと掴まれとても逃げ出せそうにない。
それどころかそこに押し付けられた亀頭がみちみちと割り裂き、少しずつ自分の中へと押し沈んでいく痛みに困惑していた。
その時ふと、なぜかルキアの脳裏に海燕の輝く笑顔が浮かび上がった。
その瞬間、我に返ったルキアはばたばたと暴れ、泣き喚きながら必死に首を横に振りだした。
「や、や・・・やっぱりだめだ!こ、こんなことは、一番好きな人とでなければしてはならぬ行為だ!」
「大丈夫やて。一番好きな人やから、僕はルキアちゃんとしたいんやから。」
「で、でも、でも、私は・・・私は違うっ!!!」
くぬぬぬっ・・・ぴた
「・・・・・なんて?」
想い焦がれた少女の初めてを奪うその感触を、存分に楽しみ味わうようにゆっくりとルキアの中へと沈もうとしていたギンの腰の動きが止まり、
いつもの飄々とした笑みが消え、わななきながらも強く睨みつけてくるルキアを、冷たい視線で真っ直ぐに見下ろした。
「違う?違うてなに?ルキアちゃん。君、誰か好きな奴がおるの?」
「い・・・いる!いるんだ!だからこれ以上だめだ!
好きではないギン兄とはどうしてもできないの!本当にもうやめてくれっ!!!」
「へえぇぇぇっ・・・・・?」
見ると言いなりになってしまいそうな、妙に迫力のあるギンの眼光を受け止めきれず、ルキアは顔を背け叫ぶ。
けれどギンは意外な程の軽さで、あっさりとルキアから体を起こした。
「なーんや、そうやったんか。それやったら、僕とはこんなんできんよね。ごめんな。ルキアちゃん。」
「ギン兄・・・・・」
のしかかっていたギンの体が離れると同時に、ルキアの中に先端が少し挿りこんでいた杭の圧力も引き抜かれると、
ルキアは緊張に強張っていた全身から安堵に一気に力を抜いた。
昔から人の言葉に全く聞く耳を持たぬ自分勝手な男であったが、こんなにも簡単に話しがわかるのであれば、本当にもっと早くに言い出しておけば良かった。
さすがに他に想い人がいる幼馴染を、無理に犯す気はなかったか。どうやらギンにもまだ理性があったらしい。
貞操の危機を回避できた安心感に気を緩ませたルキアはそそくさと布団の上に起き上がり、とにかく体を覆い隠そうと、
ベットの下に投げ出されたタオルケットを引き上げようと、視線を下に向けた途端。
「・・・っしょ!」
「うぁっ!?」
ぐるり。とルキアの視界が反転し、またも布団の上に引きずり倒される。
いつの間にか忍び寄っていたギンの手が、ルキアの両足首をしっかりと掴むと、ぐいっと高く持ち上げ、再びルキアを押さえ込んでいた。
「そしたらしゃーない。少し無理矢理になってしまいそうやけど、かんにんしてな。
気持ちより、体の方だけでも先に繋がっておこか?」
「っ!!!???」
完全に油断し無防備になったルキアが抵抗する間を与えず、あくまでも冷静なギンはルキアの両膝を掴み開け広げると、狙い定めて一気にルキアの中へと押し入った。
ぬぐぐっ・・・ずんっ!
「あっ!痛ぁっ!?・・・かはっ!」
小さなルキアの蜜壷に打ち込まれた、太い太いギンの楔。
壮絶な破瓜にルキアのそこから僅かに血が滲む。
未開通のそこを割り裂かれる衝撃は想像以上で、完全に不意打ちをくらったとはいえ、挿入される鈍い痛みに身構えたルキアの体はそれ以上のギンの侵入を拒み強張った。
その拒絶は凄まじく、一気に根元まで突き進もうとしていたギンを半分程で強く締め止め、その苦しさに僅かにギンの顔が歪む。
「っ!・・・あかんなールキアちゃん。
もう少し力抜かな、ルキアちゃんのちいちゃい処女マ○コに、僕のは全部入らんよ。」
「あっ、はぁっ、うぅっ・・・莫迦ものめがっ!先程から一体なにを聞いておる!?
わ、私は挿れるなと言っておるのだ!痛い!早くこれを抜け!この変態狐!!!」
「そう言われてもしゃーないなぁ。
遅かれ早かれ僕とルキアちゃんは必ずこうなる運命なんやし、そしたら何事も早い方がええやろ?」
ずくんずくんと下肢から全身に響いていく鈍い痛みにルキアは打ち震えながらも、
ギンの信じられない卑怯な仕打ちに沸きあがる怒りに任せルキアは睨み怒鳴りつける。
だが、怒鳴られた本人は一片の罪の意識もないように、
涼しい顔をしているものだから、不明瞭なギンの言葉は余計にルキアの怒りに油を注いだ。
「先程からなにを勝手なことばかり申している!
なぜ、貴様と私が必ずこんな真似をせねばならぬ運命だというのだっ!?」
「なんでて、僕がそう決めたんやもん。」
「だからなんだというのだ!
さっきから貴様の言っている事は意味不明すぎて、会話がまったく成り立たんではないかっ!!」
「なんやルキアちゃん。
僕がずっとわかりやすぅサインだしとったのに、君ほんまにわかっとらんかったんやね。」
「だから!なにを言って・・・っ!?」
極度の怒りと痛みに興奮し、喚き震える言葉を奪おうと、ルキアの唇にギンの指がそっと触れた。
「ルキアちゃん。僕がなんで一人こっちに戻って来たと思うとるの?
僕はルキアちゃんと一緒におる為だけに、大学もこっちに決めたんよ。」
「・・・・・え?」
「だって僕ら、小さい頃約束したやろ?
『大きゅうなったら結婚しような』って。忘れたとは言わせんよー」
「!」
幼き日に交わした、他愛もない二人の約束。
正直ルキアは言われるまで完全に失念していたのだが、そんな事をこの場面で大真面目にギンが言い出すとは夢にも思わず、
ルキアの怒りも行き場を失い霧散していくようであった。
「そん為にも僕がずっとルキアちゃんの傍におって、変な虫がつかんように見張っとらんと。
僕らの結婚、遅ぅなってしまうやろ。」
「そ・・・そんな幼少期の戯言を真に受け、ギン兄は本当に私を嫁にするつもりなのか?」
「戯言?何言うとるのルキアちゃん。もちろん僕は大真面目や。
他に好きな奴がおっても関係ない。君は僕のお嫁さんになる運命なんやから。」
「・・・・・」
燃えるような怒りの表情が消え、面くらいぽかんと間の抜けたルキアの額に、笑いながらギンはキスをする。
「ここらでお喋りはしまいにしとこ。いつまでもこんままやったら、僕も我慢しきれんよ。」
「え?あ、あ・・あっ!やっ!?い、痛ぁっ!」
意外過ぎたギンの言い分にどう返答すべきか悩むルキアだったが、ギンの方はいつもの飄々とした笑みを浮かべ、
もっと深く中へ挿りこもうと、ゆっくり腰を突き上げルキアの内部をこじ開けはじめる。
「あぁ・・・感動や。僕、ほんまにルキアちゃんとセックスしとる。夢やないやろか。」
「おおたわけが!私がこんなに痛いのに、夢であるはずがなかろう!」
「ふ〜っ。だーいぶ挿ったけど、まだまだキツぅて根元まではいかんな。ま。これでもできんことないし、とりあえずはええか。」
「いたっ!・・た・・・やめろ莫迦もの・・・う、動くで、ない・・・」
「とりあえず慣らしに、ゆーっくり動いてみるわ。力入れとると余計痛いし、できるだけ体から力抜くようにしてみてや。」
「あぁっ!痛いっ!だ、だから、動くなと言っているではないか!」
しかしどれだけギンが初めてのルキアを気遣い静かに動こうとも、太すぎる楔に蜜道をえぐり突かれる痛みはとても解消されない。
あやうく場の雰囲気に流されかけたルキアは、かろうじて己を取り戻すと、辛そうに眉をしかめ荒く息を弾ませた。
「最初は痛いかもしれんけど、動いた方が慣れも早いんよ?」
「おおたわけ!!こんなことには慣れなくて良いのだ!!」
「そら慣れとらん初々しさも可愛ええけど、いつまでも痛がっとったらルキアちゃんが可哀想やし、もっと気持ちようなって欲しいしなぁ・・・」
「本当に貴様は大莫迦者だな!私は貴様とこんな事をする気はない!と言っておるのだぞっ!?」
「せやけどルキアちゃんは、僕以外の誰ともこんな事できんやろ?」
「できんとはなんだ!わ、私だって、時期がくれば誰かとちゃんと・・・!」
莫迦にされたと思い、いきり立つルキアの口元をギンの大きな手がやや乱暴に覆う。
表面上は穏やかだがギンの目はまったく笑っておらず、見合うと背筋が寒くなるような迫力のある微笑みをたたえ、
口を鷲掴むように塞がれ、怯えを色濃く宿したルキアの大きな瞳を覗き込む。
「何言うとるのルキアちゃん。
ルキアちゃんが他の奴とこんなんするなんて、僕が傍におるのに絶対にありえんことやろ?
あんまりつまらん事言わんといて。気ぃつけてくれんと、いくら心の広い僕かて、ちょっとは苛ついてしまうやろ。」
「・・・・・!」
ギンから発せられる言い様のない迫力に飲み込まれ、すっかり大人しくなったルキアの口元からゆっくりと手を外し、
解放されてもなお声が出ぬ様子のルキアを慰めるように、ギンはルキアの頬を丁寧に撫でた。
「なぁ、ルキアちゃん。これだけは覚えといて。
君に他に好きな奴がおっても、僕から逃げ出そうとしてもええ。君自身はいつでも自由にしてくれて構わんよ。
せやけど、僕から自由になろうとしても、それは全部無駄やから。誰んとこに逃げても、僕は必ず見つけ出すし奪い返す。」
「ギン兄・・・・」
「愛しとるよルキアちゃん。僕は、ずーっと君を離さんよ。」
「ギンにぃ、んっ!んん・・ふぅん!」
物分りの悪い子供に優しく噛んで言い含めるように、しかし一切の反論は認めず、ギンはルキアの唇に吸い付いた。
一方ルキアもまた、ギンの異常なまでに強い自分への執着ともいえる愛情に溺れ、
強烈な毒を喰らいじわじわと心も体も侵されていくように、自らの意志でおずおずと舌を絡ませていた。
そんなルキアの微妙な変化を敏感に感じ取ったギンは、本格的にルキアと愛し合おうと、
徐々に腰の動きを早め、その振動にルキアのささやかな胸の膨らみもぷるぷると震えだす。
「あぁっ!あんっ!・・・痛っ!」
「すまんすまん。今ルキアちゃんのここが、嬉しそうに僕とこ『きゅぅ』って締め付けてきたんやもん。加減するんも限界や。」
「あっ、あっ、あぁんっ!痛っ!ま、待ってくれ!頼む。いま少し、弱くして・・・」
「キツいかもしれんが、早いとこ慣れてもらわないかんし、少しだけ我慢して・・・な?」
一旦ギンは深く腰を引き、ルキアの中から抜け出てしまいそうなまでにぎりぎりまで引き抜き出すと、勢いをつけひといきにルキアを貫いた。
ずるるるっ・・・ぐっ・・ぷんっ!
「んくぅっ!?」
蜜壷いっぱいに埋め込まれた楔の圧迫感が胸にまで込み上げ、秘所の最奥を力強く突かれ火花が散ったようなじーんとした痺れに、ルキアは一瞬息が出来なくなる。
その時ギンの方はといえば、やっと根元までルキアの中に沈み征服できた達成感に浸り、恋焦がれた相手と繋がる感慨に密かに胸を震わせていた。
そんな胸の震えと共鳴したかのように、ギンはルキアの全てを感じ尽くす絶頂を目指し、一気にラストスパートの体勢に入った。
「ひぃあっ!?あっ、あっ、あっ!いあっ!激し・・過ぎ、る・・・っ!」
「ごめんなルキアちゃん。ルキアちゃんのここの具合がよう過ぎて、腰が全然止まらん。かんにんや・・・!」
「んんっ!?そ、そんな・・・はひっ・・・はっ、あ・・はうぅっ!!」
先程までの緩慢な動きとはまるで違い、ルキアを突き上げるギンの腰は強さも激しさも増していく。
だがそれを受け入れていく内に、少しずつルキアの方にも変化が訪れていた。
ぎゅうぎゅうの蜜道を割り突いてくる太い楔の挿入感にも徐々に慣れ、ギンの亀頭が最奥を力強くゴンゴンと打ち付けてくる響きに、痛みだけではない感覚を知り感じ初める。
(あっ・・・な・・に・・・?この、感じ・・・・・)
ベットに体が深く沈みこみ、息詰まる程がくがくと揺さぶられ朦朧としていく意識の中で、
ルキアはギンの楔に打たれる度にそこから産み出される快楽をはっきりと感じていた。
その悦びの証にルキアの喘ぎに艶が増し、蜜壷からは大量の蜜が涎のように溢れ飛び散り、おいしそうにギンの楔をきゅうきゅうと締め付ける。
「あぁっ!はっ!・・・はぁっ!はっ!うくぅっ・・・」
「ええよルキアちゃん。少しは、慣れてきたみたいやん。」
「あっ・・なに、を・・・あんっ!やっ!あぁっ!はぁん・・・!」
「なんも考えんでええから、そんまま僕のことだけ感じておって。」
「あぁんっ!あっ!も、もうっ、私、わたし・・は・・・うあぁぁ!」
ぐぷっ ぬちゅ ぐちゅ
擦れ合う二人の結合部から、濡れ過ぎて淫猥な水音が大きく響く。
既に痛みだけでない湧き出す官能に、しどけなく表情を歪めるルキアにギンは心から歓喜した。
それでも決して満足はできず、もっともっとと貪欲にルキアを欲しがり喰らい続け、内部をえぐりこむ強烈な腰の動きで情け容赦なくルキアを責める。
そんな凶暴なまでの快楽に飲み込まれ痺れきったルキアの体は限界に達しており、頭ではなく肉体の意志が命じるままに高みを目指し、
初めての絶頂を求めルキアの内部は激しく収縮しきつくギンを締めつけた。
「ふぁ・・・く、うぅぅぅ!だめ!もう・・だ、めぇぇぇぇぇ!」
「っ!あかん!」
どくっ!びゅっ!びゅるるる・・
「あぁっ!?やっ・・な、中、に・・・熱いの・・・いっぱい・・・!」
滾るギンの欲望を体現した熱い精液。
急激な締め付けに堪えきれず、ギンはルキアの最奥に埋まり動きを止めると、溜まった熱をびゅくびゅくと全て放出した。
「・・・ふぅ〜〜〜最高やったよルキアちゃん。急に締め付けるもんやから我慢できんかった。僕の方がルキアちゃんにイカされてしもうたな。」
「はっ・・はあっ・・・はぅ・・・」
沸点を越えそうなまで高められた欲情が弾け、急速に熱を失い下がる体温に寒気とも痙攣ともつかぬ震えがルキアを襲う。
その体を温めようと、ギンはルキアをしっかりと胸に抱き締め、二人素肌を合わせ寄り添うように横になり、そっと触れるだけの労わりのキスを唇に落とした。
※色々たてこみ更新遅れてしまいました。
そして3回目にしてやっといたすことをいたしましたね。遅くてすみません。次回でラストです。
2014.9.29 (2011.2.14発行作品)
material by 戦場に猫