週末、本日はギンの部屋にお泊りの日。
一緒に食事を済ませ部屋に戻ると、ギンは突然ルキアに向って宣言をした。

「ルキアちゃん。僕ルキアちゃんに、お願いがあるんやけど。」

「お願い?なんだ改まって気味が悪い。
お前の言い出すことは、大概ロクでもない事ばかりだからな。」

にこにこ笑うギンを敬遠するような目で見るルキアにはお構いなしに、
ギンはルキアへと顔を寄せ、嬉しそうに声までも弾ませる。

「僕、ルキアちゃんと一緒にお風呂入ってみたいなぁ。」

「・・・!ふ、風呂を・・・一緒に・・だと・・・?」

このギンの提案に、ルキアは瞬時に頬を赤らめ狼狽に思わず後ずさる。
しかしギンは不思議そうに首を傾げ、あたふたと視線を泳がせるルキアを見下ろした。

「なにそん顔?僕、そんなおかしなこと言うたかなぁ?」

「な、なぜ、私とお前が一緒に風呂へ入らねばならぬのだ!?
一人の方がのんびり出来るであろう。」

「そら普段はそーやろうけど、僕はルキアちゃんと一緒に入りたいんやもの。
これがほんまの『裸の付き合い』いうもんやし、もっと深ぁく仲良ぅ出来る思わん?」

「もっと・・仲良く・・・?」

とんでもない提案だと却下する気であったルキアだが、もっと仲良くなれると言われれば思わず心は揺れてしまう。
ギンとはうまく付き合えている気がしているが、本当のところはどうなのか自分ではよくわからない。
そうでなくとも、相手は今まで付き合った人数を正確に把握できていないような猛者なのだ。
ルキアは自分に自信がなく、その不安からふと弱音にも似た疑問を口にしてしまった。

「ギン。お前は・・・い、今まで、付き合った者達とは・・・その・・・・・・」

「今まで付き合うた者達?・・・あぁ、一緒に風呂したかゆうこと?
せんよそんなん。したいとも思わんかったし。
でもルキアちゃんとなら、一緒にお風呂してみたいんや。」

「・・・・・・・そうか。
・・・ならば、試しに・・・・・・は・・入ってみても・・・・よ、良いぞ・・・・・」

「さっすがルキアちゃん。話が早いわ〜♪そしたら早速風呂の準備せな!」

自分だけという特別さにほだされ、つい了承してしまったルキア。
しかし気恥ずかしげに俯くルキアの瞳には、無邪気に笑いながらもどこか企み顔のギンの様子は映らなかった。


だがもう、全ては遅い。


熱くて甘い。

快楽と色欲に満ちた、楽しい楽しいお風呂の時間が−−−−−始まる。






Sweet Room   〜 scene2 bathroom 〜





後から行くと先に追いやられたギンは素直に湯に浸かりながらルキアを待つが、
ルキアは脱衣場からなかなか出てこず、すぐに待ちきれなくなったギンは大声でルキアを呼んだ。

「ルキアちゃーん。まーーーだぁーーーーー?」

「も、もう少し待ってんのか!」

ルキアは随分前に裸になり、バスタオルで体を覆い風呂に入る準備はできていたのだが、
それでも恥ずかしさに思い切れず、脱衣場に留まっていたルキアは困っていた。

「そう言うてもあんま長い事待っとったら、僕のぼせてしまうやーん。」

「・・・・・わかった。今、入る。
が!貴様は絶対に、こっちを見てはならんぞ!むこうを向いていろ!!」

「はいはい。ええから早よしてな。こない長湯しとったら、僕ほんまに倒れてしまうわ。」

「・・・・・・・準備はよいな?それでは・・・いくぞ!」

グイッ!と扉を押し開き、決死の表情でルキアは果敢に風呂場へと足を踏み入れる。
と、これをギンはルキアに向って両手を広げ、満面の笑みで向い入れた。

「はーい。ルキアちゃん、いらっしゃーい♪」

「なっ!?こちらを見るなと言ったではないか!何を貴様は・・・!」

「なんでもええから、早よ入り。
・・・ほぉら、随分冷えてしもうとるやん。入りにくぅて長い事裸でウロウロしとったんやろ?」

「!・・・・1分くらいだ。」

もじもじと立ちすくむルキアを湯がたっぷり張った風呂の中へ引っ張り込んだギンは、自分の腕の中へルキアをすっぽりと覆い包み、
大人しく抱かれながら真っ赤になっているルキアの耳を見つめながら、くすくすと幸せそうな笑いをこぼした。

「変な子やねぇルキアちゃん。
普段裸であんなんしとるくせに、ただ一緒にお風呂入るんが、そない恥ずかしいもんなん?」

「あ、あんなとか言うな!たわけめっ!」

「あ〜あっつぅ。ルキアちゃんも温まったん?そしたら、体、洗おうか?」

「・・・・・・」

一緒お風呂にまだ慣れぬ様子のルキアは、更に頬を熱く火照らせ困ったように視線を伏せた。

 

 

 

 

 

手にしたスポンジで石鹸を泡立てると、ギンは意外な程丁寧に、
且つ、ルキアになんの悪戯もせず綺麗に上半身を洗い上げた。

「はい。そしたら次は、ルキアちゃんの番やね。」

「あ、ああ。・・・そうだな。」

抵抗はしたが洗えないとギンに抗議され、すぐにバスタオルを剥かれ裸にされたルキアではあったが、
必ずしてくると思っていたギンの悪ふざけが一切なく、その事に対し少々拍子抜けした思いをしながらも、
スポンジを受け取るとルキアはすぐにギンの広い背中を洗いはじめた。

「人に洗われるていつ以来やろう。なんや、くすっぐたいもんやね。」

「そうだな。なんだか私も、妙にくすぐったい気持ちになった。・・・・・っ!」

徐々にこの状況にも慣れてきたルキアは幾分緊張を和らげ、少しずつこの時間を楽しめるようになってきた。
しかしルキアはギンの背中から肩越しに何気なく前を覗き込むと、そこにはタオルにも隠されず堂々とそそり立つ立派な分身の様子が真っ先に目に入り、思わずルキアは体を洗う手を止め硬直したように魅入ってしまった。
その熱い視線にすぐ気がついたギンは、特に照れた風でもなく僅かに肩をすくめてみせる。

「あー・・・こら、堪忍してな?
裸でルキアちゃんと洗いっこしとるんやもん。それに反応せんはずないんやし。」

「あ・・・あぁ。男の生理現象というものだしな。よ、よいのだ。べ、別に気にしてはおらん。」

そう言いながらも明らかに気にしつつ、それでも気にしないフリをしながら懸命にギンの体を洗うルキアの律儀さに、
ギンは無言のままにやりと微笑むと、そろそろ頃合だとばかりにルキアの手からスポンジを奪い取った。

「随分丁寧に洗ってくれたんやね。ありがとうルキアちゃん。そしたら次はまた僕の番や。」

「え?で、でも、まだ背中だけではないか?」

「僕は後でええよ。せやから早よ、座ってな?」

多少困惑しながらも素直にルキアは従い、互いの場所を変え今度はバスチェアに座ったルキアの前に回りこむと、
ギンはおもむろにルキアの片足を掴み、軽くひょいと持ち上げると、驚いたルキアは椅子の上でバランスを崩しそうになる。

「ひゃぁっ!?・・・き、貴様!なにをしている!?その手を離せ!!」

「なに?僕はただルキアちゃんの内ももを洗ってあげたいだけなんやけど?
そんな暴れんで、大人しゅうしててくれん?」

これに慌てたルキアは、ギンの目の前に晒された大事な秘所を両手で覆い隠し必死になって大声で叫ぶ。

「そんなところは洗わずともよい!と、とにかくその手を離してくれ!」

「いやや。僕が体の隅々まで洗ったるんやから、ルキアちゃんはええ子でじーっとしとってな?」

「こ・・こんな格好でか?」

「なんで?これがいっちゃん洗いやすいやん?」

「・・・・・」

この男には何を言っても無駄なのは身に染みているルキアは、とにかく早く済ませてもらおうと唇を噛み締めるように口を噤む。
しかしその従順なまでの諦めの良さが既にギンの術中にハマりこんでいる証拠なのだが、その事実にルキア自身気づいていない。
何事にも敏感に反応し適応していく優秀なルキアに満足しギンは深い笑みを浮かべたまま、
先程とは幾分違った微妙にくすぐるような動きで、ルキアの内ももにスポンジを滑らせた。
その動きを敏感に察知したルキアはぴくりと体を反応させ、何かに耐えるように小さく吐息を吐き出した。

「んっ!・・・・・ふっ・・・!」

「ルキアちゃんの体はほんまに綺麗やねぇ。体中真っ白で、シミひとつないんやから。」

「・・・っ・・・・・・んっ・・・・・やっ・・あっ!や、やめろギン!そこは・・・!」

「・・・それやのに、この割れ目だけは濃いピンクに色づいて、物欲しげに男誘うんやから油断ならんなぁ。」

「たわけめ・・・!なにを・・・あっ!?」

やけにゆっくりとした動きで、非常に丁寧に両足の指先まで愛撫のような手つきで洗われたルキアは、
びくびくと過剰なまでに体が反応を示し、瞳を熱く潤ませいつものように甘い喘ぎを恥ずかしげにあげる。
軽く息を荒げたルキアの様子にギンは口元の端をにいぃっと更に持ち上げ、
手にしたスポンジを投げ出し、泡だらけの指で直接ルキアの秘所の花襞を丁寧に擦り出した。

「よう使うとこやし、綺麗にしたらなあかんよね?」

「やっ!あっ・・・!?ば、莫迦ものっ!そこに触れては・・・ひっ!?う・・・あぁっ!!!」

「隠れとるとこも、ちゃーんと綺麗にしたるよ。」

普段覆い隠されている小さくも最も過敏な肉芽を剥き出し、くりくりと弄られればもうルキアは耐え切れず、
強烈過ぎる快楽から逃げ出そうとギンに背中を向けるが、かえって後ろからしっかりと抱きすくめられギンの拘束は強固なものとなった。
互いに裸のままですっぽりと包み抱き、また、泡だらけの二人の体は密着にぬるぬると滑り、
初めてのその感触に奇妙な興奮を感じるルキアは、もうくるであろう絶頂の波に怯え、泣きながらいやいやと顔を必死に振るしか出来なかった。

「はあぁんっ!やっ!やだぁっ!だめだめだめっ!そこはだめぇっ!!」

「あかんよルキアちゃん。こないな格好でどこ行く気ぃなん?
子供やないんやから、ちゃーんと洗い終わるまで大人しゅうしてや。」

「やだっ!もっ・・・やだぁっ!ギンのばかぁっ!!!」

その時ギンは感じていた。
自分の指先のぬめりは、明らかに石鹸のものではないことを。
植物のすっきりとしたぬるつきではない、動物から吐き出されるいつもの淫靡な蜜の感触に、
泡の滑りを利用し、指先はより大胆に早く強く、かつ繊細で的確にルキアの肉芽や花襞をぐちゅぐちゅに掻き回す。
そうすればルキアのガクガクとした震えや吼えるような泣き声は一層激しいものとなり、
ルキアは自分を抱くギンの腕にしがみつき、もう来るであろうあの瞬間に備えた。
そんなルキアの耳元で、ギンの声が甘やかに囁く。

「おかしいなぁ?洗うても洗うてもここからぬるぬるが全然とれん。
どうしてかなぁ?・・・な?ルキアちゃん。」

「んっ!やっ・・・ひっ!もうだめもうだめ・・本当に・・・もうっ・・・・・!!」

「そない腰よじってどないしたん?・・・あぁなんや。もうイキそうなんか?」

「あっ・・あっ・・あぁっ・・・!!だめっ!もっ・・・だめぇっ!!!」

「ええよ。イッてしまい。」

「あっ・・・・・・・あぁっ・・・・うぁっ!・・・・・あぃっ・・・!!!」

ギンの言葉が合図のように、ビクビクッ!と大きな震えがルキアを襲い体が跳ねる。

過敏な肉芽を弄っていたギンの指先は、明らかに石鹸の泡ではない粘着質なぬめりにまみれ、
わざと指先を顔に寄せその匂いを確認すると、ギンはにぃっと口の端を大きく持ち上げ笑みを深くする。

「これ以上洗うても、ここのぬめりはとれんみたいやねぇ。
しゃーないなぁ。ここはこれでええことにしよ。」

「はぁっ・・はっ・・・はっ・・・はっ・・・・・・」

熱い湯気篭る湿度の高いバスルームでの絶頂は、ルキアから気力体力抵抗力を奪うだけでなく、
ひどく酩酊したように行動力正常な判断能力も簡単に削げ落としてしまう。
額から汗を流し喘ぐように息を乱しながら、大人しく抱かれるルキアの様子が可愛らしく、
本当はルキアを達してやめる気だった悪ふざけも、ギンはどうにも我慢が出来なくなった。

折角やから、普段できんこと試さしてもらおうか。


「イッたばっかですまんけど、ルキアちゃんにはもう少しだけ頑張ってもらおか?」

「え?が、頑張るとは、私になにをさせる気だ・・・?」

軽い放心状態であったにも関わらず、不穏なギンの物言いに経験上ロクな事がないと知っているルキアは、
怯えたように後ろを見上げ固く表情を強張らせた。
しかしギンは、そんなルキアを嬉しげに見つめ返す。

「なんも怖いことあらんよー。僕の体、洗って欲しいだけなんやから。」

「体を・・・?」

「こーしてな?」

「・・・んんっ!?」

絶頂に力の抜けきったルキアを抱き上げ、正面に向き合せるとギンは再び拘束するようにルキアの体を抱き締めその唇を奪う。
激しく舌を絡ませあいながら肌を密着させ僅かにルキアの体を上下に動かし、ローション代わりに滑る泡と同時に互いの胸を擦り付けあえば、興奮に固く尖った乳首が擦れて痺れるような快楽が全身を駆け抜けた。
また下肢に当たる熱いギンの杭を秘所に押し付け滑る感触に、ルキアは再び高まっていく興奮に息を乱し、眩暈を起こしそうになりながら自ら強くギンに抱きつき、舌を吸い合うと腰をくねらせ、朦朧とした頭で本能的に二度目の絶頂を求め興奮を高めていく。

ぬちゅぬちゅぬちゅ・・・

「・・・んくぅっ!?んんっ!ふっ・・うあっ・・・んーーーーーっ!?」」

「またイッたん?なんぼなんでも早すぎるやろ。
一回イッとったから敏感になっとるんやねぇ。ルキアちゃんは感度良すぎるからな〜」

舌を深く吸われながら、絶頂に達したルキアの悲鳴は喉の奥だけに響いた。
それにすぐ気づいたギンは、脱力したルキアを床上に丁寧に座らせシャワーへと手を伸ばす。
泡プレイならではの強力な滑りの興奮に、二度もイカされたルキアは今度こそ完全に放心しているのだが、
最後のお楽しみを残しているギンは、にこにこと上機嫌に笑いながら少し温めのシャワーでルキアの体から泡を流す。

「えらいなルキアちゃん。よう頑張った。あとはお風呂で温まってから上がろうな?」

「・・・・・」

絶頂と湯気にあてられたルキアは、ギンの言葉に肯定も否定も出来ぬままぐるぐる回る頭を支え、
ただぼんやりとシャワーに打たれているしか出来ずにいるのだった。

 

 

 

 

 

じゃぽじゃぽじゃぽ・・・

ギンの腰が動くたび最奥を突かれ、過剰に反応したルキアの体は跳ね上がり、
それに合わせて浸った湯が揺れ水音も踊り跳ねた。

「あぁっ・・・!はぁっ・・・はっ・・・あぁんっ!や、あぁっ・・・・・!」

本来ルキアの雪のように真っ白な肌を湯と愛撫で桜色に染めあげれば、切なげな泣き声をあげながら、
湯船に浸ったギンの上に跨るように乗せられる不安定さに、バランスをとられながらルキアは必死になって声を上げていた。

「う・・・嘘吐き!い、一緒に入るだけって・・・!あうっ・・・!
た、ただ、一緒に入るだけってぇ・・・!やっ・・あっ・・あっ・・・ふあぁっ!!」

「僕、嘘言うてないよ。一緒に入るだけやなんて言うとらんし。」

「あっ!やっ・・・そ、そんな・・・・・あっ・・・いやっ・・・!」

「それに僕、ちゃーんとただ体洗っとっただけやのに、その気んなったんわ、ルキアちゃんの方が先やないの?」

「う・・うそだっ!・・はっ・・・!風呂でなど・・・この、変態っ・・・・あんっ!」

「その変態にやられて、悦びイキまくっとるんわだれやろうね〜?」

「・・・・・っ!」

激しい突き上げに多少自我を取り戻したルキアは、今更ながら騙された事に抗議してみるが、時すでに遅し。
自分は二度もイカされ、もう三度目ももうすぐに迎えてしまう。

なにのギンはまだ一度も達してはおらず、自分ばかり極めている己の浅ましさを誤魔化そうと、
ルキアはギンにつかれた嘘に怒ったフリをするしかこの状況下で体面が保てそうになかった。

しかし自分が体の奥から熱く濡れているのは、湯のせいなのか汗のせいなのか、
もしくは己から溢れ出す悦楽の蜜によるものなのかもわからない。

しかしそんな体面もギンの強力は突き上げに打ち崩され、ルキアは降参とばかりに泣き声を上げギンへ懇願した。

「やぁっ!ギン・・・!だめっ!
熱い・・・体が、熱い・・・熱いよぅ・・・!!」

「ルキアちゃんの声凄いなぁ。
風呂ん中いっぱいに響いて、こら外まで聞こえてるかもしれんよ?」

「あぃっ!?あんっあんっ・・・!ギンッ!だめだっ!これ以上は、本当に・・・お願っ・・・」

「さすがに長湯し過ぎたみたいや。そろそろ終わらして、出んといかんね。
もう最後やから、しっかり受け止めてくれなあかんよ?」

「あっ!?いっ・・・・やあぁっ!!」

ざばざばざばぁ・・・!

ゆるい波の音は荒々しいものへと変わり、水の浮力を使った激しい動きにルキアは突き上げられ乱される。
風呂場を満たす温かな湯気と、体の奥を突かれる快楽の熱に完全にのぼせ、ルキアは朦朧とする意識の中精一杯声をあげた。

「ふぁっ、あっ!やあぁっ・・・!!!」

「っ!あかん・・・!」

狭い浴槽でする初めての行為に、予測より抜くのがやや遅れたギンは珍しく慌て、
吐き出される体液を湯に落とさぬようにしたかったのだが間に合わず、
ギンが立ち上がると同時に杭を抜かれ支えをなくし、ぐったりとなったルキアの顔へ盛大にかけてしまった。
これにはさすがのギンもバツが悪そうに顔をしかめ、顔を精液で汚しながらも惚けたままのルキアを気遣いそっと声をかけた。

「あ〜・・すまんなぁルキアちゃん。こんなんする気ぃなかったんやけど間に合わんかったんよ。
目ぇにでもはいっとらん?早よ流さな。」

「・・・・・」

「・・・ルキアちゃん?僕の声、聞こえとる?」

ギンの呼びかけに無反応だったルキアの体は、ずずっ・・と湯の中へ僅かに沈みこむと、
突然ジャボン!と水しぶきをあげルキアは頭の先まで湯の中に水没してしまった。

「ルキアちゃん!?」

これに慌てたギンはすぐさまルキアを抱きあげ救出すると、そのまま風呂を飛び出していく。

風呂での行為と絶頂を繰り返し完全に湯あたりしてしまったルキアは、
ギンの手厚い看護を受ける事になってしまった。


それでも時々は二人一緒に風呂には入る事が習慣になるのだが、
どんな些細な行為でも風呂場でのエッチは厳禁とルキアにキツく言いつけられ、驚いたことにギンは素直に従っている。
それは、ルキアを誘った『裸の付き合い』なるものが意外とハマり、
たまには肌を合わせ何気なく時を過ごせるのも幸せだと、本心からギンが感じるようになったからだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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裏 top

※久々のギンルキ。リハビリ的な仕上がりでしたが、更新を待っていて下さった方にはこんな出来で満足して頂けたかどうか不安。
今回はなぜかお風呂で!と心決めてしまいました。台所やリビングネタならある程度書き上げてたのに、なぜ手をつけていなかったお風呂?
たぶんいつもと違った事で、私がギンを楽しませてあげったかったのかも。ほら、随分長い事ギンをお待たせしちゃったしw
で、考えたのがお風呂といえばの泡.ぷれいに顔面○射。 基本←?だよね☆
でもあんな長身な人が風呂でなんて・・・多分絶対無理だろうけど。そこはそれの妄想力を発揮発揮!

しかしギンルキ書くぞ!と張り切ったのはいいですが、いざ書くとなるとどれにすべきか迷う程にストックがありました。
今回は手堅く?割と人気だった現代パロに走りましたが、他に更新候補としてあげたのが『紅月夜ギン逆襲編』
あとはまだ書き溜めていないけど、いずれ書きたいと思っている『ギンルキ←アシ』や『エロ校医』
その他でも、本気陵辱や危険組み合わせなど本当にギンルキネタ無限大・・・カミさま。私に書ける能力と時間を下さい。
2010.5.22

material by Sweety

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