4月1日は嘘つきの日。
ルキアに、ギンを騙せと指令を出してみた★
(かなり嫌がり、長い説得と報酬のレアなチャッピーグッズで不承不承承諾してくれた。)






「他に好きな男ができた。勝手な話だが、私と別れてくれ。」
「へえ?そうなんや。それやったら、もっと早よぉに言うてくれたらよかったん。」

「・・・!や、やけにあっさりと承諾するのだな。」
「だってなんぼ騒いだかって、心変わりはしゃーないやんか。」

「そ、そうか。・・・そうで、あるな・・・。で、では私はこれで・・・」
「待ちぃ。大事なこと、言うとらんよ?」
「大事なこと?」
「相手は、誰?」
「・・・・!!そ、それは・・・言えぬ・・・」

「言えんの?そんならええよ。
・・・ちょぉ面倒やけど、後々の事考えたら、今しておいた方がええみたいやし。」

「・・・?お、おいギン!どこへ行く?なにをしようとしているのだ!?」

「なにて、決まっとるやん。斬りにいくんよ。」
「斬りに?だ、誰をだ?」
「わからんよ。ルキアちゃんが、教えてくれんのやもん。」
「わからないのに、誰を斬るつもりだ!!」



「せやから、全部。」
「・・・全部?」




「ルキアちゃんの周りにいる男、皆斬ったらええんやろ?
そしたらどれかはアタリやし、今後ルキアちゃんが心変わりすることもあらへんし。」



「・・・・・!!!!!」



「手始めに、赤毛の幼馴染いっとこか?兄弟ゆうても他人やし、大事な兄様も外せんなぁ。
病弱なふりして、案外狡猾くさい上司かて油断ならん。あとは・・・」

「ま、待て!ギン!う、嘘だ!!好きな男など、嘘の話だ!!!」


「そんなんゆうて、僕騙そうとしてもあかんよ。」
「騙すもなにも、嘘なのだ!!」
「やっぱ嘘やん。」
「だ、だから、そうではない!!本当に嘘だ!!!」

「おー!ルキア!ここにいたのか。」

「!!!れ、恋次!?」
「・・・ちょうどええところに、来よったねぇ?」
「やめろ!ギン!嘘だと言っているではないか!!」
「どうかしたのか?そんな大声だして。・・・ってか。え?な、なんすか?市丸隊長?その、構えは・・・」

「射殺せ・・・」

「ギン!嘘だ!やめろ!!・・・・・逃げろ!恋次!とにかく逃げろ!!!」

「え?な、なんで・・・?」


「神鎗!!!」



「うっ・・・ぎゃああああああああああああああああっ!!!!!」
 






※本当は最初からルキアの嘘はわかっていたギン。
でも嘘の内容が気に喰わないので、本気のフリしてお仕置きだぁ♪
それにしても私の恋次の扱いって・・・ひどいよね♪
「僕とこ騙そうなんて、一億年と二千年早いんとちゃうかなぁ〜」(byあく○りおん)


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