寝室のドアをあけると、ギンは大きなキングサイズのベットの上に大切にルキアを降ろし、
サイドテーブルに備えた柔らかな光のスタンドを点けた。


「ギ、ギン!い、言ったはずだ!私が実習中は我慢しろと!!」
ルキアは狼狽し、なんとか身を起こし逃げ出そうと試みるが、
ギンは簡単に両手首を掴んでベットの上に押し付けると、たちまちルキアは自由を奪われる。


「そない条件なんぞ作るから、僕が苛々してつまらん嫉妬もしてまうやんか。
・・・な、喧嘩の後の仲直りにちょうどええやん?」



ギンは学校の制服姿のまま、開襟シャツに紺のタイトスカート姿で、
昔ながらの定番女教師スタイルのルキアを布団に押し倒す姿は、ひどく背徳的で余計に興奮を煽られた。





『 個人授業 』





ギンは嬉しくて堪らないといった感じで、ルキアの開襟の襟元からのぞく鎖骨を舌でなぞる。

「あっ・・・!だ、だめ・・・!ギ、ギン!!・・私を、困らせないでくれ・・・!」

ルキアは舌の感触に身体を仰け反らせ、少しだけ暴れるように抵抗すると、ギンは困ったように顔をあげた。


「大人しゅういうこと聞いてくれれば、すぐ終わらせること出来るのになぁ・・・。

しゃーない。こないなこと、ほんまはしとうなかったんやけど・・・」



ギンはわざとらしく悲しげな声を出し、それから片手でベットに備え付けられた引き出しを開け中を探る。



ガチャ・・



やけに重々しい金属音に、ルキアは驚きで目を見開きながら、音のする方を慌てて見上げた。


「・・・・な、なんだ?ギン・・・そ、それは・・・」


ルキアは片手でギンの拘束されたまま、それでも迫りくる危機感に可能な限り後ずさる。





「手錠。」





ギンは場違いに優しくニッコリ微笑んで、ひどく簡潔に言うと、
銀色に光る曲線を描く拘束具の片方を素早く掴んでいたルキアの細い手首にはめ込んだ。




ガシャン



おもちゃの手錠とは明らかに質の違う重厚な音を響かせ、ルキアの手首に手錠がはめられる。

「!!!な・・・な・・・・」

ルキアは動揺と狼狽に一瞬身体が硬直状態になり、その隙を逃すことなくギンは素早くもう片方の手を後ろに回し手錠をはめた。



ガシャン



「・・・!!!」



もう一度音が響くと、ルキアの両手は手錠により完全に自由を奪われた。



あまりのことに絶句し呆然と立ち尽くすルキアの様子を、ギンはニヤニヤと心底嬉しそうに眺め、
それから追いつめるようにゆっくりとルキアへと迫っていく。

反射的にルキアは後ずさり、強張った顔でギンを見つつ、震える声で懇願する。


「!・・・やっ!・・・ギ、ギン・・・冗談であろう・・?は、早くこれを外してくれ・・・」

「もちろん冗談ちゃうよ〜♪そしたら今度は、僕がルキアちゃんのせんせいや。特別授業、はじめよか?」


ルキアが布団の上を後ずさるたび、カチャカチャと手錠の鎖が鳴り響く。



あかん。思うとってたより、かなり楽しいわ。これ。



などギンは胸の内で呑気なことを思いながら、泣きそうな顔をしているルキアの頬を大きな両手で優しく包んだ。

「あんまり暴れたらあかんよ?両手首に痣なんぞつけて、学校なんて行けんやろう?
大丈夫。ええ子にしとったら、なんも恐いことあらへんから・・・」


「!!・・・・んんっ?!!」

言うなりギンは唇を再び塞ぎ、荒く激しく舌を絡めて激しくルキアを求めだす。

ギンに激しく唇を貪られ、ルキアは呼吸困難に陥ってしまいそうになりながら、
それでもなんとかギンの動きに合わせるように舌を動かそうと努力する。


ギン以外の男を知らぬルキアは、ギンから与えられる動きと快楽に翻弄されながら、
それでもギンの要求に応えようといつも懸命になっていた。

ギンといえば、一説には十代前には経験済みではないかと噂されるまでにそっちの経験は豊富であり、
今はその全ての知識、経験をルキアの為だけに使っているのだから、膨大な快楽にルキアはいつも流され飲み込まれる。



決定的な経験値の差に、昼と夜では教師と生徒が入れ替わる。


特に、今日のシチュエーションはかなりエロい。


昼には教室内の羨望を一心に集め、澄ました顔で教壇に立っていた女教師が、
夜になり両手を手錠で拘束され、ベットの上で怯えながらも与えられる快楽に淫らに喘ぎ泣き濡れている。






この状況に盛らなければ、男ではない。





ギンは舌を休みなく動かしながらも、指はブラウスのボタンを外す。
そして現れたブラジャーのホックも外し、たゆんだブラの隙間から直接胸を撫で回した。

「んぅっ!!・・・ふぅっ・・・んっ・・・んっ・・・!!」

ルキアは性感帯の胸の頂きを擦られ、摘まれるたび、一際高い喘ぎを発し、いやいやするように顔を弱く振る。
そこでやっとギンは唇を解放し、既に切ない熱に浮かされ、
震えながら胸から感じる快楽に喘ぎ集中している、可愛い愛妻の様子をニヤつきながら見下ろした。


「キスとおっぱいだけで、こない気持ち良さそうに感じるんやもん。ほんま可愛いなぁ。ルキアちゃん。」
ギンは密やかに囁き、それから刺激に固くなった胸の頂きにそっと吸い付いた。

「あっ!あぁ・・・!!やっ!やぁん・・・!!ギン!!・・・ぎぃ・・んんっ・・・!!!」

ギンの舌は先程ルキアの舌を陵辱した時と同様に、頂きを口中に含み縦横無尽に動きまわった。

舌先で頂きを胸に押し付けるように舐め、それから突然音をたて吸い付く。
また飴玉を嬲るようにころころと転がし、その間に時折歯をたて甘噛んだ。
舌からの攻撃を受けない片胸も、ギンの指に摘まれ、
痛みを感じぬ程度に引っ張られたりつねられたりと、休む間もなくいいように玩ばれていた。


ルキアはその全てに甘い嬌声をあげて反応し、それだけで達してしまったと思われるほど身体を震わせる。

ルキアの身体の下から、カチャリカチャリと金属音が響いてくる。


ギンはしばし胸だけに全神経を注いで攻め立てたが、やがて片手はタイトスカートに覆われた太ももの上に舞い降りた。

ビクリ

「あっ!!・・・やっ、やだぁ・・・・」
その手の感触に、ルキアは怯えたような声を出す。

ギンはいやらしい手つきでスカートの上から何度か太ももを撫で擦り、ルキアの耳元に唇を寄せた。
「こないやらしい格好で男の目ぇに晒されたやなんて、僕嫉妬で気ぃ狂ってしまうか思うたよ?」
「や・・・!ど、どこがいやらしいのだ!ふ、普通の格好ではないか!!」
「普通って?・・・そうやね。普通の格好なんかもしれんけどな・・・」

ギンの言葉にルキアは精一杯声を張り上げ抗議した。
ギンは可笑しそうに喉の奥で忍び笑いをし、それから突然ルキアの身体を引き起こした。

「・・・ギン?」
ルキアは身体を起こすと、背後にいるギンを首を捻って不安げに振り仰ぐ。

するとギンは、企みに満ちた笑いを浮かべルキアを見下ろした。
「なぁルキアちゃん。こんなんでも・・・普通かなぁ?」

言うなりギンは、腕を上げ目の前を真っ直ぐに指差した。つられルキアも、正面に視線を移す。


夜でカーテンの引かれていない窓ガラスに、室内の様子が鏡のように映し出され、
そこにはブラウスを開かされその隙間から胸を露わに乱れた姿の自分が見えた。



「!!!・・・・な!や!やだ!ギン!は、早くカーテンを閉めてくれ!!」


ルキアはあられもない姿の自分を直視できず、真っ赤な顔で顔を背けて叫んだ。
しかしギンはそのまま強くルキアを抱き締める。


「・・・なぁ?ルキアちゃん。その普通の格好、めちゃめちゃエロいやろう?
ルキアちゃん見とった男共みぃーんな、頭ん中でルキアちゃんのこと、こないな風に脱がして嬲ってるんよ?
可愛い奥さんが、男の頭ん中で何度も何度も犯られてるんやもん。僕が嫌がる気持ちも、少しはわかってぇやぁ・・・」


「な!何を・・・言う。そ、そんなことなど、あるわけが・・・!」


ギンは片手でルキアの細い顎を掴み真正面へと向き直らせ、残った片手はまた胸の頂きを摘んで引っ張る。

「ひぃあっ!!・・・やっ・・・やだぁ・・ギン。こんな・・・・やだぁ・・・」
ルキアは羞恥に固く目を瞑り、ほろほろと涙を流してギンへと解放を懇願する。

ギンはその流れる涙を舌先で舐めとり、頬へと優しく口付けた。
「ほら、ルキアちゃん。そない恐がらんと、目ぇ開けてみぃ?」

ギンの優しい声に促がされ、素直にルキアは恐る恐る涙に濡れた瞳を開けた。
すると目の前のガラスには、制服を着た男に後ろからすっぽりと抱き包まれ、
泣き濡れ胸を摘まれた状態で、不安げな様子で拘束されている自分の姿が飛び込んできた。


「やぁ・・!!」

ルキアは淫らな姿で嬲られる自分の恥ずかしい姿に、
反射的に顔を背けようとするが、ギンの手はルキアの顎を掴みそれを許さない。

「目ぇ逸らしたらあかんよ。ルキアちゃんは、こないいやらしゅうて可愛い顔して僕に抱かれとるんよ。
僕に抱かれてる自分のこと、よう見といてなぁ・・・」


「あぁ・・・!」

ギンは後ろからルキアの首筋を舐め、ルキアは切なく声をあげながらも、
従順にギンの言いつけを守り、その様子が映し出されるガラスから目が離せなくなっていた。


ギンは首筋を丁寧に舐め、跡がつかないように吸い付きながら、両手でルキアの胸を揉み撫でこねる。
ルキアは熱っぽく喘ぐ自分を、どこか他人事のように眺めていた。

ギンはルキアのシャツを引き下げ背中に舌をすべらせ、両手はルキアの太ももの上に移動した。

「あっ・・・あぁ・・・ふぅっ!・・・んっ・・・ぎ・・・んんっ・・・」

少しだけギンはルキアの太ももを両手で撫で、それからゆっくりとスカートをたくし上げていく。
膝上の短いタイトスカートはすぐにも全て引き上げられ、ストッキングに包まれた真っ白な下着が目の前に晒される。
ギンは顔をあげると窓を見つめ、それから嬉しげに声を弾ませルキアの耳に口を寄せ囁いた。

「やらしいなぁルキアちゃん。これはやばいでぇ。エロエロやん。」
「・・・あっ・・・・あっ・・・」
ギンの揶揄の言葉にも感じ入ったように、ルキアの口から心もとない声があがる。

後ろ手に拘束され、ブラウスを開かれ、胸を晒しながら玩ばれ、スカートをたくし上げられた自分の姿は、
まるで自分ではない者のように感じるまでに、ひどくいやらしい人間に見えた。



これが本当に自分なのだろうか?


正視に耐えない恥ずかしい自分の姿なのに、なぜか魅入られたように目が離せない。
ギンの長い指は下着の上をさわさわと撫で、優しくも圧倒的な意志を持ってルキアの太ももを割り広げ、
片膝を折り立てた格好に固定し、それから内股をいやらしく撫でまわした。


びくりびくり

ギンの手の動きに、ルキアの身体が素直に反応を示す。
ギンは両手で内股を存分に撫で擦り、それからじょじょに下着に覆われた秘所の中心部に迫っていく。

にちゅ
「!!あ、あぁん!!!」

焦らされるような手つきから、やっとギンの指が下着の中心地を押すと、
待ちわびた感触にルキアは耐え切れず甘くも力強い声で高く啼いた。


「なんや?ずいぶん濡れとるねぇ?押せば押すだけ蜜が出てきて、もうぐっちょぐちょやん。」

ギンはわざとらしく驚きに声をあげ、ルキアに確認させるように、指先を何度も割れ目をなぞって上下に往復させた。
ギンの指の動きに合わせそこからぬちゅぬちゅと音がし、溢れた蜜はストッキングまでも濡らし、下着越しでもそこがヒクついているのがわかる。

濡れきった下着の感触が気持ち悪く、ルキアはそれを取り去り、そこに渦巻く切なく疼く欲望を早くギンに沈めて欲しくて堪らない。

「やっやっやぁっ・・・!ギン!ギン!あっ・・・!あぁん・・・・!!」
ルキアは切なく物欲しげな声をあげ何かをねだるように腰が動き、ギンも高まる欲情に口元の笑みが深まる。



突然ギンはルキアをうつ伏せに布団の上に横たえ、そして腰を掴み持ち上げお尻を突き出すような格好にさせた。

「?!!・・・やっ!ギン!ギン!な・・・なにをする?!!」

「ほら、もっとお尻あげてくれな?せんせぇの言うことは、絶対。なんよ。」

ルキアは腕を後ろに拘束されているので、完全に顔を布団に押し付けられ、
苦しさと恥ずかしい体位に顔を真っ赤にさせ羞恥に身体がぶるぶる震えた。


「やだ!ギン!こ・・・こんな格好・・・!は、恥ずかしい・・・!」
「恥ずかしい?僕以外誰も見とらんよ?せやから安心して、ちゃんと腰あげといてな・・・」

この恥ずかしい体勢を崩そうとわざと足から力を抜き、倒れこもうとするルキアの太ももの付け根を両手で掴み支え、
目の前に晒されストッキングに包まれた真っ白な下着を濡らす中心地を目指し、内股から舌を這わせて徐々に上へと進み、
時折白桃のような小ぶりの尻を軽く甘噛めば、ルキアは一層切なく耐えた悲鳴をあげる。


「ひぅっ?!!・・・やぁ・・・!あ、熱い・・・!ギン・・・い、息・・・熱い・・・!!」

ギンはやっと蜜の中心地に唇を押し付け、割れ目をなぞるように舌を何度も往復させた。

ルキアはそこに感じる熱い息と、下着越しに感じるもどかしい舌の感触にますますそこが切なく疼き、
その舌から逃げ出そうとお尻を振るが、ギンは片手で太ももを抱き支えており、
ルキアの意志では逃げることも倒れることも出来ない状態にされていた。



もどかしすぎる快楽に焦れたルキアの身体はビクビク震え、より高い刺激を欲した身体は自然に腰が跳ねていた。
ギンはルキアの焦燥感を十分に感じると、やっと顔をあげ、小さなお尻をいやらしい手つきで撫でまわす。

「どないしてんルキアちゃん。えらいつらそうやん?やめて欲しいん?もっとして欲しいん?どっちなん?」

「・・・・や・・・・。し・・・し・・て・・・。ちゃ、ちゃんと・・・して・・欲しいぃ・・・。」
すでに限界を越えた焦らしに耐えかね、ルキアは恥ずかしげにおねだりをする。


「ちゃぁんと言えたんやねぇ?ええ子や。ルキアちゃんは素直で、ほんまにええ子やね・・・」


ブツッ・・・ビィィィッ・・・


「!!・・・ひっ!」


すると突然ギンは、撫で回していた手でストッキングを摘み、そのまま指で穴を開け破り、
露わになった下着をずらすと、剥き出しになった花びらに直に口づけ、そこで舌が先程と同じ事を再び繰り返した。


「うぁっ!ひんっ!やぁっ・・・!んんっ!あぁっ!あっ!・・・あぁっ・・・・!!」

ストッキングと下着越しの感触とはまるで違う刺激の強さに、ルキアは布団に顔を押し付け、激しい快楽に大声で喘ぎ続けた。
ギンの舌はぬめる襞と割れ目をなぞり、敏感な蕾を突いたり、
両手で押し広げられながら悪戯に蜜壷に舌だけでなく指を挿しこまれたりと好き勝手にいじりまわされる。

ぢゅるるる・・・

「!!!ひぃあぁんっ・・・!」

ルキアはどんどん出てくる蜜をわざと音を出して吸われる恥ずかしさと共に味わう気持ち良さに、我慢できずに軽く達してしまう。


「・・・どうしたん?ルキアちゃん。気持ちええの?」
「・・・ふっ・・・あっ・・・あぅっ・・・」
ギンの手がルキアの足を離すと、ルキアは完全に四肢の力が抜け、倒れこむと息を荒げて快楽の余韻に浸っている。
ギンは蜜で濡れた口元を手の甲で拭い、満足そうにルキアを見下ろす。


いつもならもうここで挿れてもいいのだが、今日は『特別授業』とう名の『お仕置き』だ。

ギンは力なく横たわるルキアの背後にぴたりと寄り添い、顔を耳元へと寄せ囁いた。

「・・・そしたら、そろそろ僕の方も遊んでくれへん?」
「!!あっ・・・!」

ギンはルキアの後ろ手に回した手を掴み、はちきれんばかりに膨れ上がった分身を押し付ける。

ルキアは狼狽したように手を離そうと試みるが、ギンはそれを許さない。
すぐにルキアは観念したように唇を噛み締め、ぎこちなくギンのそれを握る。

ギンのそれはズボン越しでも熱さと脈打つのを感じ、ルキアは恥ずかしそうに俯きそれでも自由の利かない両手で懸命に握り撫で回す。
すぐにギンは少しだけその手を離し、ベルトを外してチャックを下ろし、トランクスから分身を取り出してからルキアの手に掴ませる。

「・・・!!」
ルキアは直に握らされた分身の熱さに、驚き思わず手を離した。


「どないしたん?はよぉ可愛がってくれへん?」
「・・・ギ、ギン・・・!」
ルキアは眉ねを寄せて振り向き、大きな瞳を涙で煌めかせ切なげな表情でギンを見上げた。


「んん?こないなもんじゃ、満足できへんようになってもうたんか?・・・そしたら、こっちで遊ぼうな?」
ギンは自分だけ身体を起こすと、ルキアの顔に分身をすり寄せる。

「この間から勉強しとるから、まずどうしたらええか、わかるやろ?」

ルキアは朦朧とした表情で、目の前にそそり立つ熱く猛る分身を見つめた。
そして不自然な体勢でありながらなんとか顔を上げると、小さな口を精一杯広げて目の前のそれを頬張った。

「んくっ・・・ふぅ・・・んん・・・ふぁっ・・・」

いまだに両手は後ろで拘束された体勢のままでも、懸命に顔をあげて頬張る小さな口に分身は半分も入らず、
ルキアは先端だけを口中に含み、くすぐるように舌を動かす。


ギンはベットの上で寝転がるルキアが、できるだけ咥えやすい様にそれを口元に添えてやり、
ルキアの懸命でありながらもどかしい舌の感触に、快楽よりも高い征服感に酔いしれる。



「・・・ルキアちゃんの、こないな姿見たら、学校の皆、何て言うやろうね?」
「?!!うむぅっ・・・!!」

陶酔していたルキアは、突然現実に引き戻され、大きく目を見開き顔をあげるが、
口に含んだ肉棒が深くはいりこんでおり、ルキアはそれを咥えたまま怯えるようにギンを見上げていた。


ギンは狼狽するルキアの様子が可笑しくて、優しく頭を撫でてやる。

「そない心配せんかて、誰にも見せたりするわけないないやん。
ルキアちゃんの、いやらしい姿は、もう一生僕だけのもんなんやしな・・・」



そう言うとギンは小さな鍵を取り出し、やっと左手首にはめられた手錠を外し解放した。


「これで楽になったやろ?そしたら、ご主人様にちゃぁんとご奉仕してくれなあかんよぉ?」
「・・・ん。」

ルキアはやっと自由になった痺れる腕でなんとか身体を支え、
もう片手でギンの肉棒を握り、改めて口に含むと、ゆっくり顔を上下へ振り出した。


ぢゅる・・ちゅぽ・・・ぢゅっ・・・

ルキアの頭が上下するたび、舌が擦れそこから唾液ですべる音が響く。

ギンによってテクニックを仕込まれてはいるが、まだ習い始めて日が浅く、ルキアのフェラはあまりうまくはない。
しかし学校の多くの者がルキアでこんな事を妄想していても、実際にしてもらえるのは自分だけ。

ギンはどんどん高まる欲情と優越に微笑みながら、愛らしく従順な妻を熱く見つめた。

ギンはルキアの頭に手を添え、軽く押して動くのを助けてやる。
ルキアは苦しげに時折口を開けるが、でもどこか恍惚とした様子で夢中になってしゃぶり続ける。


ギンは空いていたもう片方の手を、スカートを捲くり破れたストッキングから剥き出しにされた丸いお尻を撫で回す。

ビクッ

ルキアは驚きで身体を震わせ、一瞬動きを止めるが、頭に添えられたギンの手が動くことを求め、ためらいがちに動き続けた。

下半身を撫で回していたギンの手は、肝心の蜜が吐かれる中心地を避け、お尻や内もも、
中心地の周囲を重点的に攻め立て、それに耐えかねたルキアの腰が悩ましげに動き始める。



「なんや、ずいぶんつらそうやね?ルキアちゃん。・・・そしたら、ちゃぁんと触ったげようか?」
「んんっ〜・・・んっんっんっ・・・」
ルキアはこれに肉棒を咥えたままで、頭を立てにふり答える。

「・・・んむっ・・!」
「・・・歯ぁたてたら、あかんよ?」
ギンの長い指は下着の脇から潜む熱く濡れた蜜壷の奥へと滑り込ませた。


「ふぅっ・・・!はっ!・・・・あっあっあっ・・・!!」

ぬちゅ・・・にちゅ・・・・ぐちゅちゅ・・・


ギンは二本の指を激しく律動させると、その刺激触発されそこから溢れる蜜音が響き、
ルキアは待ちに待ったその感覚にたまらず肉棒から口を離し喘ぐことにだけ集中する。


指が動くたび、そこから悦びの蜜が飛び飛沫があがる。

「えらい濡れとるよ?ほんまはルキアちゃんも、したかったんやない〜?」
「あんっ!はぁ・・・!んん〜〜〜っ!!・・・」

ルキアは限界が近いのか、ギンの言葉に反応をみせず、蜜壷を掻き回すギンの指にだけ意識を集中させていた。

「・・・ずいぶん気持ちよさそうやね?・・・そろそろイキそうなん?」
「ふぁっ・・・!!んっんっんっ・・・・!!・・・・うっ・・・!くぅ・・んっ・・・・!!」

ルキアはびくびくと指を締めつけ身体を小さく震わせ絶頂を味わうと、
またしても身体から力が抜け、くたりと布団の上に仰向けに倒れこむ。


ブラウスのボタンとブラを外された半脱ぎ状態で、タイトスカートはたくしあげられ、
挙句ストッキングは破れて、ショーツは溢れた蜜でぐしょぐしょに濡れているのがわかる。
しかも片手には、まだ手錠がつけられたままだ。


ここまで乱れていながら、一切服は脱がされていないのが、直一層陵辱感を盛り上げる。


「そしたら・・・僕もそろそろご馳走になろうか?」
ギンはストッキングの残骸と一緒にショーツに手をかけ、脱がそうと一気に下ろしかけた。

「うぁっ・・・!ま、まだ・・・だめ・・・だ・・・!!」
ルキアはまだ快楽の余韻で痺れながら、なんとかギンの手を抑えようとするが、下着は簡単に膝まで引きずり下ろされる。

「なにがあかんの?ほら、ずいぶん物欲しげにヒクついとるよ?
こない濡らして・・・ほんま、エロい子なんやから。」

「あ・・・!やっ・・・あむっ!・・ふぅんっ!!」

ギンは完全に下着を抜き取らずに、膝の位置に固定したままルキアをお姫様抱っこで抱き起こし、濃厚なキスを交わす。
その間も指はヒクヒクと男を求め痙攣している花びらをいじられ、ルキアは強すぎる悦楽に逆らうことができず、ただただ震え喘ぎ涙を流した。


「ほら、見といてルキアちゃん。僕のが、ルキアちゃんに挿っていくとこ・・・」

「・・・あっ!・・・うぁっ・・・!!やっ・・・挿って・・・くる・・!!」

ギンは再び真正面にある窓を指差し、ルキアにその姿を確認させた。
ルキアはもう抗うことなく素直に正面を見つめ、自分の乱れた姿をぼんやりと眺めている。

ギンはルキアの両足を片手で持ち上げ、ぴたりと閉じた蜜壷になんとか自分の亀頭をねじ込み、
あとはそこにゆっくりと沈んでいく様を笑いながら見守った。


両足を拘束されたままの無理な体勢に、ルキアはバランスを崩しそうになりながら、
それでもギンを受け入れ、結合部が擦られる度に得られる背筋にゾクゾクとした快楽に全てを委ねた。



「ルキアちゃん。服も脱がんで、挿れられて気持ちええの?
・・・どうや?この格好・・・まるでめちゃめちゃ犯されてるみたいやろう?いつもより余計に興奮せん?」

ギンは笑いながらルキアをからかうように強く腰を揺らして蜜壷を叩くと、
その感覚にルキアはすでに追いつめられ、与えられる快楽にだらしない甘い悲鳴をあげながらすすり泣く事を止められない。

つけられたままの手錠が、ルキアの身体が突き上げられるたび耳障りにガチャガチャと激しく鳴いた。

ルキアはそんな乱れた自分の姿から目が離せず、身体だけでなく心までもギンに犯されつくされる。

服を着たまま酷く乱され、秘部を太い肉棒で突き上げられ、泣きながら喜ぶこの女がわたしなのか?

最後に残った理性が頭の隅で呆然と呟く声が聞こえたが、すぐに自分の高い喘ぎ声で何も聞こえなくなる。

ギンの腰が動くたび、ルキアのそこからズンズンとえぐり響く卑猥な快楽がぞわぞわと背筋を撫で、全身に伝わっていく。


「うぁっ・・・あぁっ・・・いっ・・・!きもち・・・いっ・・・もっと・・・もっと・・・欲し・・!!」


凶悪なまでの快楽に、いつものように最後の理性は散り飛んで、ルキアは激しく嬌声をあげる。
いつの間にか膝で固定していたストッキングは片足だけ抜き取られ、片足の足首にぶらさがっていた。

ルキアは足を完全に開かされ、後ろから突かれ喜ぶ自分の姿から目が離せない。

結合部からは垂れ流れるまでに溢れた蜜が飛沫をあげ、蜜に濡れ光る大きな肉棒が擦られるたびにぬちゅぬちゅと水音がする。
挙句、ギンの長い指が一番敏感に感じる蕾を探り、摘んで擦れば、ルキアの口から咆哮のような叫びがあがり、
激しすぎる刺激に耐えかね、蕾を嬲る手を制しようとするが、その手は逆に拘束される。

「・・・あんまり邪魔するんやったら、また手錠、つけたるよ?」
「!!・・・いっ・・・やぁ・・・・」
ギンの囁きに恐れたルキアは、諦め手から力が抜けてしまう。



制服のギンに背後から貫かれて悦楽に咽ぶ自分の姿に、ルキアはひどく背徳的で危険な欲望に昂りを抑えられない。


「・・・ルキアちゃん、こっち向いてな?」
もう十分にルキアに自分自身の痴態を見せつけ、満足したギンは体位を変える。


ギンはルキアの小さな身体を繋がったまま反転させ、顔を見合わせると突然深くズンッと貫いた。


「!!!うあぁぁんっ!」


更に深く深く最奥を叩かれ、その圧迫感すら感じる衝撃にルキアは思わずギンに抱きついた。


ギンはそのままルキアを抱き締め、激しく腰を律動させる。

「あっ!深っ!ギン・・!深い・・・深いぃ・・・奥・・奥に・・・くる・・くるうぅぅぅっ!!」

先程より深い挿入感。

最奥を凶悪な肉棒に激しく叩かれ、痛みにも似たえぐられる濁流のように襲いくる悦楽に、
ルキアは簡単に飲み込まれ、せめて溺れてしまわぬようにギンの身体に必死になってしがみつき大声で叫んだ。


「何回やっても、ルキアちゃんのここ・・・きつぅて、食いちぎられてしまいそうやわぁ。
そないきつく締めたら、僕かて・・すぐ、イッてしまうやん・・・・・んっ!」


熱く滾ったどろどろの蜜であふれた蜜壷の中は、ひどく狭くギンを容赦なく締め付けてくる。

もうこの分身サイズに拡張してもいい程回数もこなしているはずなのに、などとギンは不思議に思えていた。
しかし最初の頃に比べ、どんなに激しく動いても痛がり泣かなくなったのだから、やはり少しはギン仕様になっているのかもしれない。

今ルキアはギンの背に手を回してしっかりとしがみつき、そこを突き上げる激しい動きに合わせ、自然と腰を振っていた。
そうすることにより、より深い結合に連動した一体感に、感じる快楽も増していくのを身体で覚えているのだ。


その腰の動きの良さに、ギンは口元を上げいやらしい笑いを浮かべる。
ギンが初めての相手のルキアはその手の事は全く知らず、まさに真っ白な状態からギン好みにここまで調教されていた。

昼間のルキアがどんなにきつく怒鳴っていても、夜には裸でギンのする事なんでも受け入れる従順で優秀な生徒になるのだ。

自分の胸に顔を埋め喘ぐルキアの顔を上向け、その唇を貪り、敏感な胸を摘んで軽く捻る。
何箇所も同時に攻められ与えられる快楽は倍増し、ルキアはもうずっと軽くイキ続けたような状態になる。


「気持ち・・・いいぃ・・・ギンん・・・気持ち・・・いいよぅ・・・」


キスの合間にルキアは蕩けた表情で、激しく身体を揺さぶられながら、ずっと同じ言葉を繰り返す。
激しく深い快楽に、ルキアはいつもトランスしてしまう。
いつも凛とした瞳を快楽に濡らし、口元はだらしなく小さく開けられ、閉じることもできないでいる。
今のルキアはギンから与えられる快楽にのみ反応し、その快楽のみを貪欲に欲している。

その普段のルキアと違う様子がまた可愛らしく、ギンは高まる愛情と共に、欲望が爆発しそうになるのを感じ取った。

「・・・あかん。僕もう限界や。・・・そしたら、イクよ?」

すぐにルキアの身体を布団の上に押し倒すと、激しく腰を打ち付ける。

「あっ!あはぁっ!あん・・んっ!!・・・あ、あ、あぁぁぁんっ!!!」


最後の律動にガンガンと激しく杭を打ち込まれ、ルキアはその衝撃に高く叫んだ。


「うあっ!あは・・あぁあっ!!!」


すぐにどくどくと大量の熱い精液が注ぎ込まれ、その熱さにルキアは涙を流し、びくびくと痙攣して全身で喜びを表した。
全てが吐き出されるまで、二人はしっかり抱き合ったまま動きを止める。

やがて身体を縮こませしがみついていたルキアの身体からゆっくりと力が抜け、
まだ繋がったままの状態で、ルキアは半ば気を失うように眠りに落ちていく。

本来であれば、あと2回はお相手願いたいところであるが、
確かに実習期間中はなにかと大変そうなので、ギンは寛大にもこれで今日のところは満足することにしておいた。

ギンは身体を起こすと眠るルキアの、艶やかな黒髪に優しく口付ける。


「なんや?もう寝てしもうたん?・・・そしたら今日は、ここまで。やね?」

昼のルキアの口調を真似して授業終了を告げると、ギンはくすくすと忍び笑いを漏らす。

それから、ギンは簡単に自分の事後処理をしてから、
汚れたまま眠るルキアの身体を拭き清めようと、タオルを取りに部屋を出ようとドアへと向かう。

「・・・そうや。大事なこと。忘れるとこやった。」
しかしギンはそう小さく呟くと、踵を返し、乱れたまま眠るルキアの傍らに戻りかえった。

そして唇を華奢な鎖骨へと近づけ、強く吸い付くと真っ赤な花びらを一枚、雪のように白い肌に浮かんでいた。

「これでもう、開襟なんて着れんなぁ。」
自分の仕事に満足し、ギンは楽しげに呟くと軽くルキアにキスをして、
今度こそタオルを取りに行くべく、寝室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裏 top

いいわけ
 やっぱり書いたか!な裏学園?テーマは『夜は先生生徒の立場がチェンジ!』でした〜♪
 正直に言えば、後編より先に書き上げてしまったくらい、設定のエロさに萌えました!
 たぶん初の小道具『手錠』ルキアさんにぴったりではないかと思い、使用してみました。
 なんでそんなもんあるの?!は、もちろんギンがプレイに使おうと前から準備してたからに決まってます☆
 なんとなく、私が今まで書いた中で一番のエロシチュではないのか?と思うのですが、如何でしょうか?
 読み直しては、これもっとこうした方がエロいかも?!とか思いながら、エロエロ目指し一生懸命書きました!(頑張り過ぎ)
 少しでも「エロいなぁ」と思って頂ければ、本望です〜☆☆☆
 2008.12.1

 

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